風葬 ふうそう
  老犬シリーズⅡ

刑事となった良文は、抜群の検挙率をあげた。
ある夜、連続殺人事件の捜査で、少年時代の親友・幸太に会い、彼が事件に関係していることを知った。
いつものように走り、獲物を追う。
その結果手に入れた真実の味は? 
昭和35年、高度成長期前夜の東京。
27歳の「老いぼれ犬」高樹良文は、悲しみで一杯の獣だった。

<単行本>1989年 7月 刊行
<文庫本>1992年10月25日 初版発行





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