夜の眼

性に奔放な34歳の愛人・静子。
あどけなさの残る20歳の葉子。
「性具」と「飼育」、岸波は2人の女との情事に溺れ、“小さな死”という名のオーガズムを求めて喘ぐ。
死を求めながら、死に恐怖する。
老いのとば口に立った1匹のオスが渇望する真のエクスタシーとは?
社会の禁忌に触れる、衝撃の情事小説

<単行本>1998/03/   初版発行
<文庫本>2000/05/15 初版印刷

第一章


(…この続きは本書にてどうぞ)

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