黒銹こくしゅう
“ブラディ・ドール”シリーズ 5獲物を追って、この街にやってきた。
そいつの人生に幕を引いてやる、それが仕事のはずだった。
妙に気になるあの男と出会うまでは――
惚れた女がやりたいと思うことを、やらせてやりたい――
たとえ、それが自分への裏切りだとしても――
あの男はそういって銃口に立ちふさがった。
それが優しさ?
それが愛ってもんなのか?
私を変えたあの日、裏切りを許せなかった遠い過去が心に疼く。
殺し屋とピアニスト、危険な色を帯びて男の人生が交差する。
ジャズの調べに乗せて贈る“ブラディ・ドール”シリーズ、第五弾。
平成3年3月25日 初版発行
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